こんにちは。
あいかわらず糖質制限ダイエットを続けています。今日は、そんなわたしでも安心して食べられる低糖質のおやつ「おからクッキー」をご紹介します。
おからクッキーは低糖質・低カロリー
みなさんは、おからって、普段食べますか?
我が家では、まず食しません。実家の母も、おからを料理に使うことはなかったです。だから、わたしにとって、おからは謎の食材でした。
おからとは
そもそも、おからとは何でしょうか。
おからは、大豆の「搾りかす」です。大豆から豆腐をつくる際、大豆を搾って豆乳にします。搾ったあとに残ったカスが、おからです。
日本では豆腐がよく食べられるので、毎日、大量に生産されています。その副産物である「おから」も、毎日、大量にできます。
おからの消費量は豆腐に比べるとはるかに少ないです。そのため、おからは、ごく一部が飼料や食品加工に使われるだけで、大部分は使い道がなく捨てられているのです。もったいないですね。
だからこそ、ダイエッターのわたしたちが食べてあげましょう。
おからの栄養
おからは「搾りかす」だとご説明しました。そもそも、「おから」という日本語自体が、「カス」を意味する「殻」に丁寧語の「お」をつけたものです。名前自体、そもそもカスなわけです。
でも、おからを舐めてはいけません。名前はカスですが、栄養的には立派な食材です。
おからに含まれる成分 | 比率 |
タンパク質 | 6.1% |
脂肪 | 3.6% |
糖質 | 2.3% |
食物繊維 | 11.5% |
どうです?
低糖質、高タンパクで、食物繊維もたっぷりです。ごぼうの2倍の食物繊維を含んでいます。
脂肪分は3.6%と少ないうえ、さらに、その半分は不飽和脂肪酸のリノール酸です。リノール酸は人体に必須の栄養素で、悪玉コレステロールや血圧を下げるほか、肌をきれいに保つ効果があるとされます。
そのほかにも、脳の機能を高めると言われるレシチンを豊富に含んでいます。
大豆由来のビタミンも豊富(ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB)。
その他、葉酸、カルシウムなどの微量栄養素も含みます。
栄養豊富で、しかも低カロリー、低脂質、低糖質。健康的に痩せるダイエット食材の優等生といえる存在が、おからです。
おからのダイエット食品
おからは豆腐をつくった残り滓で、あまり使い道がありません。そのため、おからのほとんどは捨てられています。
そんなおからですから、値段は安いです。安くてヘルシー。もっと人気がでてよいはずのダイエット食材です。
ただし、食べ方のバリエーションはあまり多様ではありませんね。そこが、いまいち人気が広がらない一因でしょうか。
おから料理のなかでは、卯の花がもっとも有名ですね。
さらに、肉の代わりにおからを使ったおからハンバーグも、人気です。
また、食物繊維(セルロース)が豊富な点に着眼して、クッキー状に形成することもおこなわれます。名付けて、おからクッキー(棒状に形成すると、おからバーという名前になります)。
今回は、もっとも手軽で、保存もできる、おからクッキーを試食してみました。
おからクッキー・夜食に、おやつに
いつも午後にはお腹をすかせて、おやつをつまんでいるわたしです。夜10時ころにも夜食をちょっとだけ・・・
よく食べるおやつは、
- ミックスナッツ
- 干し昆布
- あたりめ
- ソイジョイ
などです。
低糖質なものを選んでいます。しかし、1年も糖質制限ダイエットをやっていると、このローテーションにも飽きてきます。もうすこしバリエーションがほしいです。
そんなわけで、おからクッキーを買ってみました。マンネリのダイエット生活に新風を吹き込んでくれるでしょうか。
おからクッキーは硬い?
おからクッキーといえば、ちょっと知っている人なら、
「硬くて歯に悪い」
というイメージがあるのではないでしょうか。
わたしは、歯が弱いです。差し歯が数本あります。しかも、健康保険を使って数千円で入れた安いプラスチックの差し歯です。
硬いものを噛んで、差し歯が欠けたら困ります。時間的、金銭的に大損害です(平日に通院したり、治療費払ったり・・・)。
それに、おからクッキーを食べて歯がかけました、なんて言ったら、人に笑われます。
だから、Amazonのレビューをよく読んで、
硬くない
という評判のものを選びました。
わたしが通販で購入したおからクッキーは、こちらです。プリムラという会社が販売している製品です。Amazonで注文し、ゆうパケット(送料無料)で届きました。
ひと箱に、製法が違うおからクッキーが2種、同封されています。
- 写真右側が、おから100%クッキー
- 写真左側は、豆乳おからクッキー
どちらも、つなぎの小麦粉を使っていないグルテンフリーです。
豆乳が入っているか否かで味の違いは感じません。違いはおもに「硬さ」や「食感」です。
7つの味、2つの硬さ
おから100%クッキー、豆乳おからクッキー、それぞれにつき7種類の味がセットになっています。
ココア
緑茶
黒ごま
白ごま
紅茶
ココナッツ
プレーン
一つの味につき2枚づつの個包装です。
まったく硬くないです
さて、問題の硬さです。わたしとしては、味よりも硬さが気になります。
右が「おから100%」、左が「豆乳おから」です。外見的には、右は軟らかそう、左は硬そうに見えます。
試しに、2種類ともかじってみました。
どちらも、まったく硬くないです。
おから100%クッキー(右側)は、写真を見ていただければわかると思いますが、歯を当てただけでポロポロとくずれていくような、「もろい」感じです。
豆乳おからクッキー(左側)も、普通のクッキー程度の歯ごたえです。軽く噛むだけでヒビが入り、パキンと割れます。奥までヒビが入っているのがわかると思います。
おからクッキーは硬いというイメージとは正反対の製品でした。硬さを心配する必要はまったくありません。
作り方次第では、おからクッキーも、こんなに柔らかく、食べやすくなるんですね。
普通のクッキー並みにおいしい
さて、次は、味です。
一般的なおからクッキーは、ダイエット目的に純化されていて、まったく味気ない場合が多いです。つまり、美味しくない。
しかし、このプリムラのクッキーを一口噛んだ印象は、
あれ、甘い!
そう、甘いんです。
甘すぎることはありませんが、ほんのり甘い。自然な感じの甘さです。
成分表を見てみましょう。
おから100% | おから、無塩マーガリン、砂糖、鶏卵、 |
豆乳おから | おから、無塩マーガリン、有機豆乳、砂糖、鶏卵、 |
どちらも砂糖が入っていますね。
カロリーは?
砂糖が入っているということは、カロリーが心配になります。プリムラのクッキーの一枚あたりのカロリーは、
- 豆乳おからクッキー 1枚 27kcal
- おから100%クッキー 1枚 35kcla
個包装ひとつに2枚入っていますから、おからクッキーなら個包装一つ分で54kcla、おから100%クッキーなら70kcalです。
おからクッキーは、胃の中で水分を大量に吸収して膨らむので、2枚も食べれば、とりあえず空腹をしのげます。54kcalまたは70kcalで午後の空腹を我慢できれば、ダイエット食品としては合格です。深夜の夜食にもぴったりですね。
なぜこんなに低カロリー?
甘さのわりにカロリーが低い理由は、まさに「おから」です。このクッキーは小麦粉を全く使っていません。グルテンフリーです。小麦粉のかわりに、おからを使っています。
普通のクッキーで使われる小麦は、穀物なので、糖質が多いです。パンの原料にもなるほどで、いわゆる「主食」です。当然、高カロリーです。
おからクッキーは、その小麦を全く使っていないことで、甘さはあるのに、低カロリー、低糖質なのです。ここがまさに「おからクッキー」の最大の特徴です。
賞味期限は
プリムラのおからクッキーの賞味期限は3ヶ月です。製品には、製造年月日と賞味期限が明記されています。
Amazonの通販で購入したら、製造2日後の新鮮な焼き立てクッキーが送られてきました。
注文から配送までのタイムスケジュールはこうでした。
24日 注文
25日 発送 (=製造日)
27日 自宅ポストに配達 ゆうパケット
注文量をみながら製造し、製造日の夕刻に発送していると思われます。そこから3ヶ月ですから、賞味期限の心配はしなくてよさそうです。
次は豆乳おからクッキーのみを買います
今回は、お試しセットだったので、食べ比べのために2種類のクッキー(豆乳おからクッキー、おから100%クッキー)がセットになっていました。
実際に試食してみたところ、おから100%クッキーは、ちょっと軟らかすぎて、ものたりない気がしました。
わたしの好みは、ほどよい歯ごたえの豆乳おからクッキーです。次回は、豆乳おからクッキーのみのパッケージを購入するつもりです。
まずは、両方試せるお試しセットがおすすめ
みなさまには、とりあえず「お試しセット」を、おすすめします。1000円(税、送料込み)で、2つの硬さ、7つの味を試食できます。
おから100%、豆乳おから、それぞれ試食して、気に入った硬さ、味のものを、次回から購入するのが宜しいかと思います。