はじめまして。こちらは大豆ダイエットを考えるページです。
大豆は日本の伝統的食材であるとともに、最近の健康ブームによって、健康食としても注目されていますね。
わたしは、いわゆる低糖質ダイエットを実行中です。そのダイエットのツールとして、大豆には大変お世話になっています。毎日お世話になっています。
大豆は安価でありながら豊富なタンパク質を含み、それでいて低カロリーです。米穀類を極力避ける低糖質ダイエットの日々のなかで、わたしは、ほぼ主食に準じるような形で、大豆食品を毎日食べています。
納豆とか、豆腐とか、もやしとか、そういうものです。
さらに、最近は、大豆を原料とした健康食品やサプリメントが各種開発されていますね。駅のキオスクで誰でも一度は目にしたことがあるソイジョイはその代表です。これも、わたしは週に4日は食べています。
その他、お菓子として楽しめる乾燥納豆や、錠剤タイプのサプリメントなども利用しています。
こういった手軽に摂取できる便利な大豆食品をご紹介していくのが、このサイトの目的です。その前置きとして、大豆とはそもそも何かについて、少しご紹介しておきます。
そもそも大豆とは
大豆は、マメ科の一年草です。日本では縄文時代から栽培されてきました。古事記にも日本人が大豆を食していたことが書かれています。
古代には食品の栄養素を分析する手法はなかったでしょうから、大豆が肉に匹敵する高タンパク食品であるとは理解していなかったでしょう。それでも食材としての大豆に着目したのは慧眼でした。
畑の肉・大豆の歴史
大豆は、その豊富なタンパク質から「畑の肉」と言われます。欧米では「ミラクルフード、大地の黄金」などとも呼ばれているそうです。
大豆の原産地は、わたしたちが住んでいる東アジアです。なんと紀元前4000年ころから、日本人は大豆を栽培していたそうです。いわゆる「五穀」のひとつにもあげられるとおり、日本人の長年の友と言えます。
東アジアは大豆の先進国です。紀元前4000年から栽培されていた大豆が、大豆の後進国であるヨーロッパに伝播したのは18世紀のことです。日本で活動していた宣教師が、母国に持ち帰ったのが最初と言われます。
なお、大豆の英語名はSoy Beansですが、この「ソイ」という単語の語源は日本語の醤油です。醤油の原料になる豆だから、Soy Beansというわけです。
その後大豆はアメリカにも伝播しますが、最初は飼料用や製油用の作物として認識されていました。アメリカで大豆が食用として人気を博したのは比較的最近のことです。
しかしそのアメリカは、現在では、世界最大の大豆の生産国になっています。二位のブラジルにダブルスコアの差をつける大豆生産大国です。
日本では北海道が最大の大豆の産地です。しかし、日本全体を合計しても、世界の生産量のベスト10にも入っていません。わたしたちが食べている大豆は、その殆どが輸入大豆です。
大豆はこうして使われている
生産された大豆の多くは、その形を残したまま消費されるのではなく、加工されて使われます。
世界の全生産量の9割近くは製油用です。大豆油の原料として使われているのです。さらに、飼料用大豆が7%程度あります。わたしたち人間が食材として利用しているのは、全生産量のわずかに5%程度です。
たしかに、欧米人は、納豆や豆腐は食べません。日本以外のアジアでも、たとえば中国には豆腐はありますが、納豆はありません。大豆を原形に近い形で大量に食すという点では、日本を上回る国はなさそうです。
日本では他国よりもはるかに大豆の消費量が多いです。しかしそれでも、食用に消費される大豆は、大豆の全消費量の2割に過ぎません。8割は製油原料や飼料などに使われます。わずか2割の食用大豆の使われ方としては、まず約半分が豆腐の原料になります。それについで、味噌、醤油、納豆などに利用されます。
大豆の栄養
大豆といえば低カロリー・高タンパクの健康食品と言われてきました。
最近は、それに加えて、低糖質という点も着目されています。また、大豆に含まれるイソフラボンは、体の調節機能を助けると言われています。
大豆イソフラボンのサプリメントには特定保健用食品として販売されているものもあり、医学的な検証がなされている健康食品です。
また、大豆オリゴ糖には整腸作用があり、大豆オリゴ糖を原料とする特定保健用食品が認可されています。
しかしながら、大豆に含まれる各種の成分と、人間の健康維持との関係については、いまだよく解っていないことも多いです。大豆イソフラボンが人体に有害に働くという指摘もあります。
いまも国内外の多くの大学で、糖尿病、月経異常、更年期障害、骨粗鬆症などとの関連が積極的に研究されています。
このサイトでは、そういう点にも触れつつ、大豆をダイエットに活かす方法を実践して行きます。