水虫の足をキレイにする

初夏の陽気のなか、軽装で外出することが増えてきました。もうすぐサンダルが活躍する季節です。足のお手入れは大丈夫ですか。

せっかくダイエットで体型をきれいにしても、肌が汚いと台無しです。皮膚のトラブルは、夏までに解決しておきましょう。まずは、美足の大敵、水虫について考えます。

水虫の足をきれいに見せる

水虫を治療せずに放置していると、徐々に患部が広がります。いずれは足の側面にまで炎症が広がります。そうなると、普通に立っている姿勢でも患部がひと目に触れます。

さらに白癬菌が爪に侵入して爪水虫になると、透明だった爪が茶色や黒色に変色します。こうなると、足先が露出したサンダルを履くのは無理です。

今のうちに治療してしまいましょう。

キレイになるまでの期間は1ヶ月半

水虫の治療には通常3ヶ月かかります。いますぐ治療を始めても完治は9月。夏が終わってしまいますね。

ただし、この「3ヶ月」というのは、「完治」までの期間です。完治とは、皮膚の角質から白癬菌(水虫の原因となるカビの一種)が完全に駆除された状態を言います。

水虫菌が寄生する角質層の厚さは、サランラップ1枚分程度。とても薄いのですが、この角質層を構成する物質(ケラチン)がターンオーバーによって完全に入れ替わるには約3ヶ月かかります。そのため、水虫の完治に必要な期間は3ヶ月と言われるのです。

でも、遠目にみてキレイに見える程度までは、もっと早く達します。治療開始から1ヶ月半程度で、なんとかなります。

水虫の程度が深刻で、指の又の間がひび割れているなど皮膚の損傷が激しい場合は、傷の治療も同時に進めます。傷がふさがって、角質上部の炎症がおさまれば、見た目はそこそこキレイになります。

そういった治療を含めて、表面がキレイになるまでの所要時間が、最短で1ヶ月半程度です。今から対策に取り掛かれば、7月には人に見られて恥ずかしくない足に仕上がります。

爪水虫の治療期間は半年から1年

白癬菌が爪に侵入すると、治すのは大変です。爪は表面から水虫薬を塗っても浸透しないからです。飲み薬を使った治療が必要になります。

また、爪水虫は、見た目の悪さも深刻です。白癬菌に侵された爪は、変色、変形など、とても見苦しい姿になってしまいます。

爪水虫でいったん変色した爪は、そのままではどうやっても元の透明な状態に戻りません。水虫菌を爪から駆除したうえで、完全に生え変わるのを待つしかありません。人間の爪は1日で0.05mmほど伸びます。1カ月だと約1.5mmです。この数字をもとに計算すると、3ヶ月から6ヶ月程度で、爪は生え変わります。これが、爪水虫の治療に必要な期間ということになります。

爪水虫の治療 ラミシール錠の購入方法

今年の夏にはちょっと間に合いませんね。

ただし、爪水虫の中でも、表面だけが変色している軽い症状なら、「削る」という物理的な方法で、見た目を綺麗にできます。

削る場合は、家にある爪ヤスリなどは使わないでください。キレイに仕上がりません。爪水虫治療用に、専用の爪やすりと削ったあとに塗布する水虫薬がセットになった治療キットが販売されています。

ペディキュアでごまかすのは最悪

変色した爪を隠すためにペディキュアを使おうとしないでください。爪水虫にペディキュアは厳禁です。

ペディキュアは爪の表面に膜を作るので、その下に湿気が溜まり、白癬菌が繁殖しやすい環境ができてしまいます。

また、リムーバーに含まれるアセトンによって皮膚や爪の脂分が失われるため、水虫で傷んだ爪がさらにボロボロになります。

爪水虫が完治するまで、ペディキュアは我慢しましょう。

女性向きのおすすめ水虫薬

女性で水虫なんて恥ずかしいとお思いでしょうか。でも、皮膚科の医師の著書によると、水虫で皮膚科を訪ねる患者は男性よりも女性が多いそうです。

女性のほうが、水虫に関する悩みが深いのだと思います。

男性なら笑い話で済まされることも、女性だとイメージ的に受け入れられません。生活態度が不潔だと誤解されるのは耐え難いです。

だから、男性のように水虫を放置せず、早めに皮膚科を訪れる女性が多いのです。

女性の水虫患者は、目立たないように治療したいという希望があるそうです。周囲へのイメージを気にしてのことだと思います。

昔は水虫の足に赤いヨードチンキを塗ったりしたそうですが、今の水虫薬は透明なクリーム状で、塗りあとが目立ちません。また、爪水虫の治療には、テルビナフィンなどの飲み薬もあります(商品名:ラミシール錠)。こういう薬なら、目立たずに水虫を治療できます。

臆せず、いますぐ水虫治療を始めましょう。

通院しての水虫治療

水虫の薬は、薬局でも売っています。でも、確実に水虫を治療したいなら、皮膚科を受診するのがおすすめです。

皮膚科に行くと、まずは、顕微鏡を使ってあなたの皮膚の細菌を調べてくれます(KOH検査)。水虫の原因は白癬菌という菌(カビの一種)です。水虫の人の足の皮膚を顕微鏡で見ると、細い糸状の菌が見えます。

その糸状の菌を確認した時点で、水虫と診断されます。

見た目が水虫と同じような症状であっても、原因がほかにある場合もあります。その場合は、どれだけ探しても白癬菌が見つかりません。

単なるかぶれや、その他のさまざまな皮膚病が、水虫と似た症状を呈します。水虫でないのに水虫薬を塗っても、足はきれいになりません。だから、最初の診断が大切なのです。

水虫かな、と思ったら、薬局に行く前に、まず病院(皮膚科)です。

病院で処方箋を書いてもらえば、水虫薬も健康保険で買えます。診察費と薬代をあわせて、完治までの総費用は7,000円程度です。

ほぼキレイに治療できます

水虫で皮膚が裂けるようなひどい状態の人でも、数ヶ月治療すれば、ほぼキレイに治ります。

頑張って治療すれば、自信を持って足を露出できるようになります。この夏を前に、ぜひ水虫治療に挑戦してみてください。